インターネット・ケータイの危険性



HOMEに戻る
 
防犯豆知識に戻る


子どもと携帯電話(ケータイ)
 
 今や、大人だけではなく多くの子どもたちが携帯電話を所持しています。多くの保護者が「親子の連絡用」として買い与えたと思いますが、実際には、親子間の「携帯電話」としての使用より、インターネットへの接続ツール「ケータイ」として使用されていることの方が多く、有害な情報に接触する危険があります。
 
 実際に、
「ケータイ」を使用して犯罪に巻き込まれたり、家出をしたりという事案も発生しています。



携帯電話を持たせる前に

 
入学や進級に伴い、お子さんに携帯電話の所持を考えているご家庭もあるかと思います。子どもたちは、「高校生(中学生)になったら。」「みんなが持っているから(持つから)。」などと、携帯を所持することが当たり前のように考えていますが、本当に必要なものでしょうか。
 
 新規契約0円とか分割払いという買いやすさにつられ、本当はとても高価な携帯電話を安易に与えていませんか。子どもに携帯電話が必要なものかどうか、ご家庭でもう一度考えてみましょう。
 


 
携帯電話の機能がどこまで子どもに必要でしょうか

携帯電話は持たせない

通話機能だけ・・・親子間の連絡用には十分

通話とメール機能のみ・・・親子間の連絡用には十分

通話・メール・インターネット(フィルタリングあり)

通話・メール・インターネット(フィルタリングなし)


 
子どもの携帯電話の所持について、携帯電話を持たせないことも一つの選択肢です。ご家庭の事情により携帯電話を子どもに所持させる場合は、携帯電話を正しく使えるまでは、段階を追って持たせることも必要ではないでしょうか。
 例えば、親子間の連絡用という場合は、通話のみ利用するという方法で十分ではないでしょうか。
保護者である私たちが、インターネット上には有害情報が氾濫していることを認識し、子どものインターネット利用のルールを決めてしっかりと見守ることが必要です。



 
プロフやゲームサイトが危ない!

  「出会い系サイト規制法」が改正され、「出会い系サイト」を利用した犯罪被害が減少する一方、プロフィールサイト(自己紹介サイト)やゲームサイト等の出会い系サイト以外のサイトでの犯罪被害が多発しています。

 「出会い系サイトは使わないと約束してあるから。」
 「テレビコマーシャルしている有名なサイトだから。」
 「出会い系サイトさえ接続しなければ。」
 「ゲームサイトは、ゲームの提供だけだから。」

  
・・・だから大丈夫と思っていませんか?

 
 
 ゲームサイトやプロフも、「出会い系サイト」と同じように見知らぬ相手と情報のやりとりができる機能があり、多くの子どもたちが利用し犯罪の被害に遭っています。
  
 実際に長野県で発生した事件を紹介します。

  

児童買春事例

 ・ 36歳の男性が、ゲームサイトで知り合った女子高校生に対してホテルで児童買春をした。
 ・ 34歳の男性が、ゲームサイトで知り合った女子中学生に対して車内で児童買春をした


児童ポルノ事例
 ・ 28歳の男性が、ゲームサイトで知り合った女子中学生の裸の写真を携帯電話の電子メールで送信した

 


 
子どもに携帯電話を持たせる場合は
~ 持たせる場合は保護者の責任を果たしましょう ~

 
所持理由・目的をはっきりさせましょう 
 「高校生になるから」「みんな持っているから」といった漠然とした理由ではなく、何故、携帯電話が必要なのか、お子さんと話し合いましょう。所持理由をはっきりさせておけば、おのずと必要な機能と不要な機能がはっきりし、必要な機能のみの契約をすることができます。

  ・ 親子間の連絡用
  ・ 部活や塾の連絡用

     パケット使い放題は本当に必要ですか・・・?
     メール使い放題は本当に必要ですか・・・?

 

 
 
購入時に気をつけること 
   携帯電話の使用者はお子さんでも、契約者は保護者にして、暗証番号等は保護者が決めましょう。使用者は子どもである事を伝え、インターネット機能を利用させる場合は「ホワイトリスト方式」のフィルタリングや、利用時間制限を申し込みましょう。    

 また、「携帯電話本体価格の割引」や「プレゼント」につられ、子ども名義での契約や不要なサービスへの申し込みはしないように気をつけましょう。


 
 
フィルタリングを設定しましょう
☆ 「ホワイトリスト方式」の「フィルタリング」を利用しましょう

 「ブラックリスト方式」でも閲覧できるサイトで、子どもの犯罪被害が多発していますので、安全に携帯電話を使用させるなら、「ホワイトリスト方式」の「フィルタリング」に設定しましょう。
 
 しかし、「フィルタリング」を設定したことで、お子さんから「塾や部活の掲示板が見られない。」「音楽がダウンロードできない。」「フィルタリングをしているのは自分だけだ。」と言われることもあるかもしれません。「ホワイトリスト方式」の「フィルタリング」では、塾や部活等の掲示板も閲覧できません。当初の目的に沿ったサイトが閲覧できるようなアクセス制限の一部解除(必要なサイトのみ閲覧制限を解除)ができますので、詳しい設定方法などを各携帯電話会社へ相談してみましょう。

 
くれぐれも、「よくわからないから。」「子どもの方が詳しいから。」と子どもに言われるまま、安易に「フィルタリング」を解除するようなことはやめましょう。

☆ 主な「フィルタリング」サービス

会社名

名      称

内        容


NTT
ドコモ

Web制限

ドコモの提供する一部のサイトのみ閲覧可能

キッズiモードフィルタ


(ホワイトリスト方式)

iモードメニューサイト(グラビア、コミュニティサイトを除く)のみ閲覧可能
一般サイトは閲覧不可

iモードフィルタ


(ブラックリスト方式)

iモードメニューサイト(グラビア、コミュニティを除く)
一般サイト(出会い系、コミュニティ、違法サイトを除く)


アクセス制限カスタマイズ
 サイト設定
 カテゴリ設定
 時間設定

学校、クラブや塾の掲示板等、アクセス制限対象のサイトを個別に設定可能


au

EZweb利用制限

EZwebからのアクセスを料金照会やauホームページなどのごく一部に制限

接続先限定コース

(ホワイトリスト方式)

EZweb公式サイトの閲覧可能(学校、塾、クラブの掲示板は閲覧不可)

特定カテゴリ制限コース

(ブラックリスト方式)

接続先限定コースの閲覧可能サイトに加え、一般サイト(出会い系、ギャンブルを除く)も閲覧可能

カスタマイズコース《月額105円》
 接続先限定タイプ(小学生向け)
 特定カテゴリ制限タイプ(中髙生)
 全規制タイプ(お客様サポートのみ可)

成長内容に合わせて制限内容をアレンジできる有料サービス


ソフトバンク

Yahoo!きっず

(ホワイトリスト方式)

Yahoo!きっず専用サイトのみ

ウェブ利用制限

(ブラックリスト方式)

アダルト、出会い系、掲示板等のアクセスを制限

ウェブ利用制限(弱)
ウェブ利用制限(弱)プラス

(ブラックリスト方式)

アダルト、出会い系、掲示板等のアクセスを制限
一部サイトは閲覧可


  ホワイトリスト方式・・・安全と思われるサイトのみ閲覧可能
              (プロフ、ゲームサイトは閲覧不可能)


  ブラックリスト方式・・・有害な特定カテゴリへのアクセスを制限
              (一部のプロフ、ゲームサイトは閲覧可能)


 


 
 
家庭でのルールを決めましょう 
 
 欲しがるまま与えるのではなく、危険性を認識させた上で、親が管理することも必要ではないでしょうか。使い方を話し合い家庭でのルールを決めましょう。
 ルールはそれぞれの家庭の事情によって違いますので、「我が家のルール」をつくりましょう。

(例 携帯電話の保管、充電場所は居間にする    
携帯電話は自分の部屋に持ち込まない 
  夜9時以降は携帯電話を使用しない 
勉強中や食事中は携帯電話を使用しない 
  電話番号やメールアドレスをむやみに教えない 
  自分がされて嫌なことはしない
  おかしなメールや知らない相手からのメールは保護者に相談する  
  公共の場でマナーを守る   
  歩きながら、自転車に乗りながら使用しない   

 
 
子どもの携帯利用に関心を持ちましょう
   携帯電話の購入時には、「フィルタリング」や「ルール作り」等、お子さんの携帯電話に関心を持っていたと思いますが、購入後にもお子さんが被害に遭わないように関心を持ち続けましょう。

 「パケット定額制」契約をしている場合は、実際の請求額はわずかでも、使用金額が何十万にもなっていることがあります。子どもに「パケット定額制」が本当に必要なものでしょうか。支払う大人の都合ではないでしょうか。使いすぎによる日常生活への悪影響も考えられますので、請求書が届いたら、請求金額だけでなく使用内容についてもきちんとチェックしてみましょう。


 
ゲームサイトやコミュニティサイト絡みの事件や事故が、ニュース等で報道されることが多くなりましたが、我が子には関係ない遠い世界のこととして捉えず、ケータイを所持する以上、いつ我が子に起こっても不思議ではない身近なこととして関心を持ち、常に家族で話題にするようにしましょう。

 一度流出してしまった画像や情報は、削除してもどこかで流出し続けること、誹謗中傷やわいせつ画像の発信は、子どもたちが被害者だけではなく加害者にもなり得る危険性もあります。
 
 
大切な我が子を守るために、「フィルタリング」だけに頼ることなく、安全に正しい使い方ができているか見守りながら、インターネット利用の能力がつくように指導することも保護者の責任だと思います。






HOMEへ戻る防犯豆知識へ戻る